はじめようと思ったきっかけは・・・
私たちは「子ども食堂」がテレビで初めて紹介された2014年に大阪市内で初めての子ども食堂をオープンしました。
オープン準備中に出した結論があります。それは「子ども食堂には子どもの貧困問題を解決する力はない」でした。そこで、ひとりで晩ご飯を食べている子ども達に、月2回カレーライスを食べる場所を作ることにしました。
コンセプトは「大人と子どもがカレーライスを食べて遊ぶ場所」でした。
2017年、私たちの子ども食堂は閉店しました。直接の理由はお借りしていたレストランが閉店したからですが、そろそろ止める潮時かなとも感じていました。
子ども食堂を始める何年か前に、私たちは「しあわせの石のスープ」という絵本に出会っていました。この絵本をもとに子ども達と一緒に何度かハッピースープというイベントを開催していました。
「しあわせの石のスープ」の内容は。
荒れ果てた村を通りがかったお坊さん3人が石のスープを作り始めると、最初は子どもが
次に大人がいろいろなモノを持ち寄りスープが出来上がりました。それをみんなで楽しく
食べて村が蘇るというお話です。
スープが人と人をつなぎ、交流の場をつくります。
参加する人が何かひとつ食材を持ち寄りスープを作るので、提供する側、される側という垣根がありません。誰もが対等な関係になることができます。
活動目的は、食を通じて知識と体験を共有し、人と人がつながり、新しいネットワークとコミュニティを作ることです。
活動の様子はフェイスブックページから確認くださいね。